11月11日(日)東伏見スポーツホールにて第60回全早慶明バレーボール定期戦が行われた。全早慶明?聞きなれない試合に少々疑問を抱きつつ、試合会場へ。
各校のOBさんたちを含めたのほほんとした親睦試合のようなものかなと思っていた。
しかしそこにはいつもとあまり変わらぬ試合風景…。全といいつつもOBさんたちが参加してのほほんという雰囲気のものではなく、試合はいたって真剣だった。
今日はいつものメンバーに1997年卒の浦野剛さん(カファ有限会社)と2005年卒の豊田直之さん(富士通)を交えての参戦だった。対する慶応・明治もそれぞれOBさんを含めつつの参戦だったが、基本は現役選手の試合だった。結果はもちろん早稲田が優勝、今日は10番徳武正哉(スポ3)のセンターからの攻撃が印象的だった。
コートサイドに目を向けてみるといつもと違って観戦している人たちは貫禄たっぷりの方々がたくさん・・・。『おー、よく来たね。』こんな声があちこちから聞こえてくる。
この全早慶明戦は今年で60年もの歴史を迎える。第一回目の定期戦の頃はバレーボールの先陣を切っていた3大学の試合ということで、かなりの観客を集めていたようだ。
しかしその人気も現在はかなり希薄化しているのが現状だ。事実、慶応は今回の秋季リーグ3部で優勝し2部復帰、明治大学は2部優勝という成績だが、昔に比べたら低迷しているのが実情である。また、男子バレー全体としても女子バレーや他の競技に人気が移るにつれて影が薄くなっている。
試合の最後に大会の本部長の水野忠夫さんは『(慶応と明治も)3部から2部へ、そして1部へ上がって一緒に試合をしよう』とエールを送っていた。男子バレー界を盛り上げていくのは早慶明だ、これは今も変わらずOBさんの中に強くあるのだと感じた。
最後にwillwinはこの定期戦の集合写真をお願いされました。写真撮影を頼まれていたものの、こんなに大々的なものとは思っていなかったため正直驚きました。この後、選手やOBの皆さんは急いでどこかへ移動・・・。親睦会か何かでしょうか、先輩から後輩へいろいろなメッセージ交わされたことと思います。
関連サイト
早大バレーボール部公式サイト
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